「面白い 話 寝る 前」をお探しですか?これから紹介する話題は、眠る前にリラックスして心を軽くするのに最適です。ぜひ、寝る前のほんの少しの時間を有意義に過ごしてみてください。
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1. 面白い 話 寝る 前: みずアメの どく
昔々、ひょうばんのこぞうさんという賢者がいました。
ある日、村人から水飴をもらったおしょうさんが、それを羨ましそうに見ていた賢者のいっきゅうさんに、おしょうさんが恐ろしい顔で言いました。「これは毒の水飴だ。食べたら死んでしまうから、決して食べてはいけないぞ」
いっきゅうさんはニッコリ笑って、「はい、絶対に食べません」と答えました。
おしょうさんはそれを聞いて安心して用事に出かけました。
おしょうさんがいなくなったことを知ったいっきゅうさんは、食べてはいけないと言われていた水飴を他のこぞうさんたちと分け合って、全部食べてしまいました。
しばらくして、おしょうさんが用事を済ませて帰ってくるのが見えました。するといっきゅうさんは、おしょうさんの大事にしていた茶碗を持ち出し、それを庭の石に投げつけて割ってしまいました。
そして目元を唾で濡らすと、みんなで泣きまねをしました。
帰ってきたおしょうさんは驚きました。「これは、何を泣いているのだ?」
するといっきゅうさんが言いました。「えーん、えーん、おしょうさんの大事な茶碗を割ってしまいました。お詫びに毒の水飴を舐めてしのぎますと思いましたが、全部舐めても死ねません」
それを聞いたおしょうさんは、「これはやられたわ」と言い、それからは村人からもらったお菓子は、みんなで分けることになったのです。
2. 面白い 話 寝る 前: カエルの おおさま
むかしむかし、ある所に、可愛らしいお姫さまが住んでいました。
お姫さまはお城の近くの泉のほとりでマリ投げをするのが大好きでした。
ところがある日、投げた金色のマリが泉の中に転がって、そのまま沈んでしまいました。
「ああ、どうしよう…」
沈んでいく金色のマリを見て、お姫さまはシクシクと泣きだしました。
すると、「泣いたりして、どうしたのですか?可愛らしいお姫さま」と、泉の中からみにくいカエルが呼びかけてきました。
お姫さまはちょっとビックリしましたが、カエルに言いました。
「大切な金のマリが、泉の中に落ちてしまったの」
「そうですか。では、私が拾ってきてあげましょう。でもその代わり、私を友だちにして、一緒にごはんを食べたり、一緒にベッドで寝かせたりしてくれますか?」
「ええ、いいわよ」
お姫さまはカエルと約束しました。
でも、カエルと友達になるのは嫌なので、お姫さまはカエルがマリを拾ってきてくれたとたん、マリを持ってお城に走って帰りました。
次の日、お姫さまがみんなと食事をしていると、誰かが扉をたたいて呼びました。
「お姫さま、扉を開けてください」
「誰かしら?…!」
お姫さまが扉を開けると、そこには、あのカエルがいました。
「姫や、何をそんなに怖がっているのだね?」
お父さんの王様に聞かれて、お姫さまは、外にマリを拾ってきてくれたカエルがいて、そのカエルと友達になることを約束してしまったのだと話しました。
すると、王様は言いました。「姫や、相手がカエルでも、約束したことは守らなくてはいけないよ」
「でも…」
「約束は守りなさい」
そこで姫さまは、いやいやながらもカエルを部屋の中に入れると、一緒にご飯を食べて自分の部屋に連れて行きました。
するとカエルは、一緒にベッドで寝たいと言い出したのです。
「まあ、カエルのくせに!」
姫さまはすっかり怒って、カエルをつまみ上げると、力いっぱい壁に叩きつけました。
ところが、カエルは下に落ちた途端、優しい目をした王子様に変わったのです。
カエルは、悪い魔女に魔法をかけられていた王子様だったのです。
姫さまは王子様と仲良くなり、結婚して幸せに暮らしました。
要するに
寝る前に面白い話を聞くと、リラックスして心地よい気分になり、ストレスや緊張が和らぐことがあります。また、面白い話を聞くことで笑いの効果によって体がリフレッシュされ、質の良い睡眠につながる可能性があります。
そのため、寝る前に面白い話を楽しむことは、心身の健康を促進する一つの方法と言えます。